水野明水(みずのめいすい)昭和24年〜(1949〜)華道家。本名・明世。岐阜県生まれ。愛知県名古屋市在住。筝曲家から家庭の事情で華道家に転身。庭の木と花を切って生けていたのが周囲の人々の評判となり茶華道教室を開校。その後、1984年いけ花の流派「水明流」を創流、家元となる。社会テーマや心理描写を、いけ花で表現することを得意とする。ギャラリー作品『踊る羊』などは、いけ花と古木という素材の持ち味をフルに生かした味わいのある作品である。また、フランスの「ベルサイユ祭」での超大作のデモンストレーションなど海外でも活躍。2002年「イケバナインターナショナル」の祭事での超大作デモンストレーション『私流・竹取物語』や2005年「愛知万博」での6mの超大作でのデモンストレーションでも、いけ花同様、常に「ユニーク」かつ「斬新」な内容に定評がある。代表作『踊る羊』『6月の花嫁』『祈り』等。また、名古屋ボストン美術館一帯での、テーマに合わせたいけ花展や、白鳥庭園の名古屋市民茶会(担当)も人気がある。
Copyright 2013 MFG株式会社 All Rights eserved.