長岡和慶(ながおかわけい)昭和30年〜(1955〜)彫刻家。北海道滝川市生まれ。現在、愛知県岡崎市在住。22歳の時、彫刻家の兄・の勧めで石造彫刻の世界に入る。以来860余体の石仏、石像を世に送る。代表作に、大英博物館(イギリス)の『須弥山童子六地蔵』、ライプチヒ民族博物館(ドイツ)の『内裏雛』、ハワイ浄土宗別院の『救世仏像』、東大寺の『十一面観音』、比叡山延暦寺の『伝教大師最澄像』、永平寺の『道元禅師像』、三井寺の『大日如来像』、善光寺の『童観音像』などがある。1990年『長岡兄弟仏像彫刻写真集』出版。2000年巨刹総本山三井寺より、石では日本国内外初となる大仏師の称号を兄と共に受ける。2001年『石仏を彫る』出版、2002年『永遠の美空ひばり像』を塩屋埼灯台下建立。2008年詩人谷川俊太郎詩碑を三ヶ根山頂に建立。2010年京都三千院より大仏師の称号を兄弟共に授与。2011年『長岡和慶の世界』を出版。2020年『第60回日本藝術選奨大賞・彫刻部門大賞』受賞。2020年サンガスタジアム京セラに『蹴鞠像』を建立。2022年厚生労働大臣表彰「現代の名工」を授与。細部にまで妥協を許さない独自の作風は広く知られている。日本石仏協会理事。
『創作童子の里石像』 (原石・愛知県産「花沢小目石」)
(長男寛樹をモデルにした像。リンゴとサクランボ、そして子供達を表す)
1998年制作 (縦90.9㎝×横幅60.6㎝×奥行60.6㎝)
山形県山形市 (株)石正所有
『三井寺の童観音菩薩像』(直彫りによる創作仏像)
2013年制作 (縦62㎝×横幅24.5㎝×奥行26.1㎝)
滋賀県大津市「三井寺観音堂」に建立。(西国三十三観音霊場第14番札所)
『善光寺の童観音菩薩像』(創作直彫り。神奈川県産の「本小松石」)
2020年制作 (縦76.3㎝×横幅31.1㎝×奥行31.4㎝)
長野県長野市善光寺本坊大勧進入口
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