ナカムラヒデオ(なかむらひでお)

ナカムラヒデオ(なかむらひでお)昭和11年~(1936~)日本画。大阪市生まれ。現在、神奈川県川崎市在住。本名・中村日出夫。和歌山大学経済学部卒業。日本画の基礎の指導を受けるがほとんどが独学。新制作日本画部(現創画会)に1958年より出品、入選21回を数える。中期は一転して日本画の画材を用いた抽象画を描き、パリ画壇で好評を得て「サロン・ドメ展」に招待出品4回。晩年は鳥羽僧侶の『鳥獣戯画』、俵屋宗達の『風神雷神』は漫画であって 日本画の代表作の一つであることに感銘、自らの漫画を日本画の装飾性・精神性の神髄に近づけたいと現在もなお描き続けている作家である。

『空飛ぶ野菜列車』
2021 年制作
雲母・顔彩・麻紙
” 春を告げる山形県もがみ特産「雪うるい」が野菜列車を出迎えます“

『ヌイグルミ楽団』2021年作 岩絵具・顔彩・光彩泥・麻紙
“私達ヌイグルミは皆さんと同じように神様より輝かしい生命をいただいております。            雲の上から楽しい音楽をお届けします“

漫画と日本画の接点『喜怒哀楽―雷神一家』 2017年作
岩絵具・箔・光彩泥・麻紙

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